2016年4月5日
暗闇に感じる不安、見慣れぬものに抱く恐怖がそうであるように、
やむを得ず流れてゆく時間の中で人は時として困惑に苛まれる。
やむを得ざる時間の中では、人は予知し得ぬ未来に怖気づいてしまう。
しかし、純真な子供心に立ち還ってみれば、
それらが恐怖におののくべき負の真理でないことが思い起こされる。
日々のわくわくは、ただただ住む環境の中で見出される躍動感によって基礎づけられ、
それらは常に希望ある未来へと先駆する好奇心によって導き出される。
観念によって構成される仮想的な災いに囚われなければ、
時の流れは常に躍動をもたらす。