自然美

2016年1月12日
日本文化における独創性と欧州的それは根本的に質が違うのかもしれない。
欧州的独創性はイマジネーションの体現であり、
個を原点とするものといえる。
それに比べて日本の独創性は無常なる天地の真理に拠り、
「生」としての躍動感にその本質を求める。
そこに個性は含まれてはいるが、数ある要素の一つに過ぎない。
欧州型の独創性は個の縛りが強く、
複数を無理に同化させようとすればエゴイズムに陥るほかはない。
それに対して日本型の独創性は、
真理としての天地無常の一端を担うことにその本質を据え、
その真理の下で個性は自ずと同化されてゆく。
そこに善悪是非に対する判断は生じないのである。
むしろ多様なるこの相違にこそ自然美を見出す。
それが日本の審美感といえる。
日本の独創性には「時の流れが生み出す創造」という性質が強く現れるのである。
それは不完全や“誤性”という自然の実体への美意識であり、わび・さびに通じるものである。

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